ENDER LILIES: Quietus of the Knights
Tips
・ No.01～No.10
・ No.11～No.20
・ No.21～No.30
・ No.31～No.40
・ No.41～No.50
・ No.51～No.60
・ No.61～No.70
No.41
城壁に貼られた紙片
この先、騎士ウルヴの部屋
気性が荒く、意思疎通が難しいためむやみに近寄らぬこと
用事がある者は騎士長へ
No.42
初代王の手記 1
我々は今、この新しい大陸に足を踏みいれる
暖かく迎え入れてはくれないだろう
きっと多くの血が流れることになる
覚悟はできているつもりだったが震えが止まらない
これから起きることを手記に残しておく
この戦いを忘れるわけにはいけない
No.43
初代王の手記 2
古き民との戦いは熾烈を極めた
兵士の数ではこちらが勝っているが やつらが率いるのは古代呪術によって生み出された不死の戦士だった
すでに肉体を失っている不死の者を倒すことは出来ず魔術によって封じこめることしかできない
戦いがはじまって10日がたったが まだ戦いの終わりが見えない
No.44
初代王の手記 3
長い戦いが終わり、我々はついに勝利を収めた
最後まで古き民との共存の道も探したが結局うまくはいかなかった
この地は新たに六つの国に分けられ 私は果ての地をおさめることになる
年中寒く、まだ古き民も残っているという
厄介な土地を押し付けられてしまったがこれから一国の王となる身だ
弱音は吐いていられない
No.45
破かれた初代王の手記 1
死地で一人のの幼子を拾った
無口であったが、こちらをじっと見つめ、服をつかんで離さなかった
あの時の私はおかしくなっていたのかもしれない
何を血迷って、古き民の子を拾って連れてきてしまったのだろう
姿形は我々と何一つかわらないから？
子供だったから？
私はこの期に及んで、負い目を感じていたのかもしれない
許してほしかったのかもしれない
No.46
破かれた初代王の手記 2
滅ぼしたと思っていた古き民の生き残りが最果ての地で穢れを生み、穢者となって押し寄せてきた
古き民の子はこの国で白巫女と呼ばれ祭り上げられるようになった
穢れに対抗できる唯一の存在であったから
穢れの浄化は代償に、穢れに蝕まれることを知っていながら 私は止めることができなかった
贖罪など笑わせる
また罪を重ねただけだった
No.47
ミーリエルの穢れた手紙
どうか自分を追い詰めないで
穢れの緩急をしていれば こうなることは覚悟していた
本当は直接伝えたかったけど 言葉がうまき出てこないから許してね
まだ続けたかったけど 私の分も研究を続けてほしい
ごめんなさい
No.48
禁域での活動について
禁じられた領域での活動を許された 優秀なる同志諸君へ
禁じられた領域での研究は刺激的であるが危険も伴う
禁域での活動を許可された魔術師は支給されるマスクを必ず着用すること
マスクは研究所に保管されているが 数は限られるため扱いには十分注意すること
No.49
ファーデンの記録書 1
白巫女は穢者の穢れを引き取ることで魂を穢れから解放し浄化する
白巫女とは、生まれながらにして穢れに耐性を持ち 魂が穢れることは無いため意識が奪われ、狂うこともないとされている
それでも穢者同様に、穢れによる身体への影響は苦痛という形で残り続ける
この苦痛を取り除くことができれば 白巫女の負担を減らせることになるはず
No.50
ファーデンの記録書 2
禁じられた領域
穢れに汚染された危険な場所には違いないが かつて存在した古き民の呪術師たちの住処であり、穢れを生み出した古代呪術について、もっと深く知ることができれば、きっと白巫女の助けにもなるし
いずれ穢者という存在が生まれなくなる世界になるかもしれない！
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