注:ネタバレあります。
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団
~Coven and Labyrinth of Refrain~
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団
ここどこ?
急になに?
響いてくる声「やあやあ、ひさしぶりだね! 私のこと、覚えているかな? ……といっても、燃やされちゃったか」
そうなのよ。
燃やされちゃったのよ。
元にもどれますかね?
物理的な修復はさほど難しいことではない?
そうなんや。
魂が戻ってくるのを待っている感じなんだって。
魂がレキテイから離れちゃってるからもう一度飛び込め?
教えてくれるの?
○:是認を選んだ。
響いてくる声「ごめんね、色々伝えたいことはあるんだけど 今はまだ言えないんだ。いわゆる、時ではないってヤツ?」
オチてきなやつ?
それなら我慢しましょう。
響いてくる声「でも、でも、ひとつだけキミに伝えておくよ」
うん。
響いてくる声「キミは、あらゆる世界でおこったこと全てを見聞きするんだ。周りのすべてを見聞きして、それを”その記憶”に、心に宿らせてほしい」
妖路歴程に記憶するんじゃなく 魂の記憶に?
ルカの声が聞こえる。
助かったぜ。
危うく燃え尽きるところであった。
探索再開!
ウンブラム東塔の最上階へレッツゴー!
ウンブラム最上階
キングアリスや。
このシュテルンは元々とある魔女 フルーラ=ネイラムが治めていた国で ある日突然彼女は消えた。来たのも突然 去るのも突然だった。
その魔女は 美しく悲しい瞳をした 怪しい魅力に満ちた女性だったらしい。
まさか……。
以来このシュテルンは不可侵の廃墟だったけど こっそり地下でつなげて改装中。完成すれば国力は2倍になり ゾンネへ圧力がかけられる?
アリス……話なげぇな。
ゾンネの彼女は自身を大公女と名乗ってなかったかって?
めっちゃでっかいMっ気満開の女やな。
大公女って言うてた。
快楽と傲慢に満ちた、悪の帝王……
そして僕と同じ”不死身”の体を持っている?
え? 不死身なん?
それ……困る。
キングアリス「……で、キミたちは彼女に雇われて 僕を暗殺しに来たのだろう?」
バレてるやん。
どちらでもいいから 意志を表明しろ?
キングアリスにつくか 魔王につくか?
迷うこともない。
魔王は魔界の頂点に君臨する王様。
それに比べて キングアリス?
聞いたことないね。
×:否認を選んだ。
タイマンじゃーーーーー!
キングアリス
たんま!たんま!
両サイドのジャッジメントが強い!
不死身なら一人で戦えや!
こらー!
……負けた。
うん。
これは無理やな。
セーブせずに 一旦電源を切ろう。
うん。
キングアリスにつこう!
ジャッジメントもおるって知らんかったからね。
○:是認を選んだ。
キングアリス「ふふふ、いい返事だ。キミたちの賢明な選択に感謝する」
魔王フュルフュール討伐を託し ナイトの称号もらった。
キングアリス「キミたしは今より アリスナイトだ」
だっせぇ。
名前がだっせぇ。
辞退したいが ジャッジメントが怖いから黙っていよう。
不死身の魔王を倒しうる唯一無二の武器を貸してくれるやって。
不死身体に侵食する絶対の力「ヴォーパル」
その力をもった双子武器の片割れ?
魔剣ヴォーパルを貰った。
「魔剣ヴォーパル」は「聖杖ヴォーパル」と対をなすマジックアイテム。
キングアリス「奴の動きを封じ、その剣を魔王の心臓に突き立てるんだ。頼んだよ、僕のナイトたちーー」
そのとき 一行の持ち物の中から青く禍々しい魔力を帯びた光がこぼれ出した。
なんじゃ?
いつの間にか荷物に入っていたジョーカーのカードが飛び出し アリスに張り付いた。
キングアリス「ギャァアアアアアアアアアア!!!!!!」
どうしたキングアリス。
うわ。キモッ。
蛆となったアリス「ぼ、僕の体が……! なんてことを…… なんてこと……だ…… た、たばかったな……ぐず……ぐず……」
こんな体じゃ生きていけないってめっちゃ泣いてる。
蛆アリスは一行を恨みがましくねめつけると どこかに去っていった。
いったい何なの。
あっ「聖杖ヴォーパル」落ちてる。
聖杖ヴォーパルゲット!
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