【レビュー・評価】『天穂のサクナヒメ』の感想 その2

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天穂のサクナヒメ

 

天穂のサクナヒメ レビュー

前回の記事：
「天穂のサクナヒメ」レビューその1

 

アクション

 

「天穂のサクナヒメ」のアクション部分は、完璧だった。

 

2Dの横スクロールアクションで、こんなに面白くて感動したのは「ホロウナイト」以来。

 

スピード感、操作感、技を使った時の爽快感、エフェクトの気持ち良さ、全部完璧。

 

花丸！（丸 ＜ 二重丸 ＜ 花丸）

 

アクションが下手な私でも、めちゃめちゃオモシロイのだ。

 

ぶっちゃけ、サクナは走るのが遅い。

 

しかし、羽衣を伸ばして壁や天井にくっつけて移動（ワイヤーアクション）することで、スピーディに移動が出来る←この動きカッコイイ。

 

 

横だけじゃなく、上にも斜め上にもくっつけて移動できる。

 

公式の動画あった。

 

さらに、羽衣を敵にくっつけることで、グルーンと敵の背後に回り込むことが可能←ココめちゃ好き。

 

グルーンの時に、敵の手前を回り込んで移動するので、奥行きが感じられて、3D？って思う感じもいい。

 

羽衣は移動手段として最高のアイテムなのだが、それだけじゃないのだ。

 

 

羽衣技

 

神に与えられた力。

 

それは「羽衣技」という。

 

いくつか紹介しよう。

 

 

連続攻撃中に羽衣技をはさむことで、スタイリッシュに、かつ派手に敵を倒すことができるのだ。

 

まぁ、私はアクション苦手なので、あんまりスタイリッシュに倒すことが出来ないのが悲しい。

 

たまに、成功してカッコよく出来た時は、PS4やったら録画してくれてるのに～って思う。

 

Switchもできるんかな。

 

公式の羽衣技の動画↓

 

羽衣がいい仕事してるでしょ？

 

しかも、技は羽衣技だけじゃないのだ！

 

 

武技

 

武技という神に与えられし技も使えるのだが、サクナの武器は農具（クワとかカマ）

 

↑これは、結構いい農具。
序盤に使ってたやつは錆びてた。

 

農具なので、どうしても見た目ダサいのだが、まあサクナが可愛いからよしとしよう。

 

しかし、侮ることなかれ、

 

農具を使った「武技」は、超カッコよくて、爽快なのだ。

 

私が好きな武技たち

 

 

敵を吹っ飛ばしながら左から右、右から左と青い水が現れる。

 

これ見て↓

華麗な私の登鯉

 

敵がいっぱいいる時に使うと、爽快！

 

敵はなすすべもなく2回吹っ飛ばされる。

 

結構ゲージ使うので、連続で使えるのは2回なのだが、2回で十分！

 

 

名前もカッコイイ飛燕。

 

シュイーンと高速で敵に近づき攻撃する。

 

特に、飛んでる敵に効果的で、斜め上や真上に飛んでいって斬るのだ。

 

飛んでる敵っていうのは、まさかこの高さまで羽根のない小娘が飛んで来るとは思ってないので、油断しているのだ（想像）。

 

そこへ、カマでシュイーンからの、ザシュッ！

 

あと、普通にダンジョンで、高い所に登る時にも便利で実用的。

 

 

すごい速さで、何回もしつこく攻撃が入る技。

 

連続で数字が重なりながら、めっちゃ出るのがたまらん。

 

電光石化を放ったら、ほっといても攻撃するので、これも便利。

 

攻撃が何度も入る度、敵がちゃんとリアクションとるのも好きｗ

 

「私の電光石火、少しでもかすれば、もう終わりだ！ 逃げられないぜ」

 

とか言いつつ（もちろん小声）、武技を放つ。

 

武技も動画あった。

カッコイイでしょ？

 

 

ボタン割り当て

 

武技や羽衣技は、種類がいっぱいあって、自分の好きな技を、4つずつ特定のボタンにセットして使う。

 

羽衣技使う時は、羽衣で敵を掴んで矢印。
武技のを使う時はAボタン＋矢印って感じ。

 

「ディアブロ」とか「FFエクスプローラー」もボタンに技を割り当てて発動させれてめっちゃハマった。

 

この「好きな技をボタンにセットする」っていうシステムも私の大好きなシステム。

 

この素晴らしいシステムが「天穂のサクナヒメ」でも出来るのだ！

 

嬉し～♪

 

あと、技を使えば使うほど、派手になって強くなっていくのも魅力のひとつ。

 

だから、さっき紹介した武技を、わざわざザコ1匹にも使って倒す！

 

兎鬼「え？ 兎一匹にあの派手な技つかいます？」って顔で死んでいくｗ

 

いつだって派手に成敗してやるのだ！

 

一応「派手に散れ！」って言葉を掛けて倒してる。

 

 

エフェクト

 

天穂のサクナヒメは、エフェクトがめっちゃ気持ちいい。

 

エフェクトって言葉、使い方あってるか分からんけど、例えば。

 

近場にいる鬼を全滅させた後、鬼が落とした素材や経験値の玉が地面にちらばってて、それがクルクル～と集まって来てサクナに吸収される。

 

しゅるるるるーん。

 

これが、気持ちいい。

 

落ちてる量が多ければ多いほど気持ちいい。

 

あと、鬼全滅させた時とか、ボスを倒した時に「キーン」て音が鳴って、一瞬マトリックス状態（スロー）になる。

 

写真だと分かりにくいなｗ

 

ちょっとの間だけど、スローになることで戦いの余韻に浸ることが出来る。

 

「私、やったよ。倒したよ。辛かったけど、死にかけたけど、倒したよ！」

 

って感じで、なんか戦いが終わった感がでていい。

 

他にも、鬼をぶっ飛ばして別の鬼にぶつけたり、空中から鬼を叩きつけて地面にいる鬼に当てた時に、結構な高さでバウンドする感じも気持ちいい。

 

鬼はたまったもんじゃないだろうけどｗ

 

 

装備品

次は装備について。

 

サクナが装備できるのは

 

素材を集めて、人間の子供に作ってもらう。

 

子どもたちの技術がどんどんすごくなる。

 

装備品に付いている能力を解放するのに条件があるので、結構大変。

 

空きスロットがあれば、手に入れた「枝魂（体力上昇とか色々）」をはめることが出来る。

 

装備品を変えれば見た目も変わる←ココも好き。

 

「お面」は、恐ろしい顔になってしまう時があって、

この時めっちゃ嫌ややったｗ

 

しかも、ハリセン持ってるｗ

 

でも、このお面の能力が必要な時があるからしかたない。

 

子どもたちに恐れられようとも、着用せねばならん時があるのだ！

 

 

夕餉

 

ダンジョンで倒した鬼の肉で加工食品を作ったり、ヨモギとかお酒とか使って色んな料理が作れる。

 

主食・汁・菜・菓子・飲物の項目あって、食材によってステータスの上がり具合が違う。

 

たまに、材料が全然なくて、主食と飲物しかない時もあった。

 

そういう時は「修行だ！断食だ！」と思うようにする。

 

あと、お腹がすくっていう概念もあって、

 

例えば、自然回復の発動効果がつく食事をとって、次の日ダンジョン行ってる途中でお腹が減ってしまうと、その効果が無くなるのでお腹の減り具合のチェックを怠ってはいけない。

 

おにぎりのマークがだんだん減っていく。

 

あと、メニューめっちゃ多いので、昨日はこれ食べたから、これにしようか、もう食材が腐るからこれ食べよとか考えるのも楽しい。

 

食材結構腐らせちゃう。

 

冷蔵庫作った人マジ感謝。

 

メニュー考えるのメンドクサイ時は、お任せもできる。

 

毒のダンジョン行くなら、ドクダミ茶飲むとか、ボス戦だからこういう効果つけれる食事にしよう！とかも大事。

 

 

至れり尽くせり

 

この世界には、昼と夜の概念があり、夜になると鬼たちはめっちゃ強くなる。

 

もうだめだー！死ぬー！って思った時、あるボタンを押すことで回避できる。

 

そのボタンとは…

 

メニューボタンだ！

 

メニューボタンを押すといつでも家に帰ることが出来るのだ。

 

神の力だ。

 

あと、装備品や武技を、ダンジョンの途中（ボス戦）でも変更できる。

 

あー着替えるの忘れたーとか、この武技に変えたい！ってなった時にすぐ変更できるのでストレスがまったくない。

 

戦闘中でも武器や技が変えれる。

 

これは、神（開発者）の御業だ。

 

 

ストーリー

 

ストーリーも良かった。

 

外国の曲で、良い曲だな～って思って訳した歌詞見たら、だいたい良い歌詞。

 

みたいに、良いゲームには良いストーリーがある。

 

私は、あまりゲームにストーリーを求めてないタイプなので、結構スキップしちゃうのだが「天穂のサクナヒメ」は、考えさせられる会話がいくつもあった。

 

サクナヒメ本人の成長や、友達の嫉妬、人間たちそれぞれの考えや、覚悟、これからの道など、色んな視点から描かれていて、泣いちゃう時もあった。

 

歳をとると、誰が良くて誰が悪いとかじゃないって分かって来るから、この人の言ってることも分かるし、こっち側の人の言ってることも分かるってなる。

 

若い頃みたいに、自分の考えが正しいって思って、相手の考えが違ってたら、それは違うって否定しちゃったり。

 

そういうのがだんだん無くなって、それぞれの主観でこの世界はなりたってる、だからこそオモシロイって最近めっちゃ思う。

 

だから、喧嘩したり、考え方違っても、相手を尊重できる関係を描いているのが素晴らしいって思った。

 

宇宙船出てきた時は、あれ？って思ったけどｗ

 

 

雨傘ねこの感想

 

値段そんなに高くなかったから、ボリューム少ないのかなと思ってたけど、

 

ダンジョンの数めっちゃあって、そろそろ終わりかな？って思ってからも長かった。

 

楽しかった～♪

 

エンディング迎えたから、ゼルダ無双とデジボクやって、またサクナヒメに戻ってきたら、子供達の結構ヘビーな話が始まってまた夢中に。

 

このゲームでびっくりしたことが、ロードが無いこと。

 

しかも、普通ゲーム起動したら会社名が出るのに、それが一切なくてすぐゲームが始められる。

 

何十年もゲームやってきたけど、そんなゲーム見たことないから、

 

そんなん出来るん？ってびっくりした。

 

天穂のサクナヒメは、とにかく全部良かった。

 

ストーリー、アクション部分、本格米作り体験、キャラクターデザインや、それぞれの性格、声優さんも良かったし、キャラの人数も丁度いい。

 

武器が農具っていうのもオモシロイし、農具アクションも爽快で、世界観、絵の質感もこのゲームにすごく合ってた。

 

作った人の愛情がめちゃめちゃ感じられるゲームだったので、ゲームの出来栄えに感動した。

 

ちょいちょいヘビーな話もあったし、立ち止まって考えさせられることもあったし、泣いちゃうところもあった。

 

キャラクターも、この人はこういう人なんだな～ていう見せ方も上手。

 

そして、私がドはまりした、アクション部分。

 

2D横スクロールアクションって結構出てるけど、あんまりハマったゲームは無くて、今回久々にハマった。

 

ダンジョンは、メンドクサイとこあったけど、

 

でも私神なんで「羽衣＋武技の飛燕」でビュイィィーーンよ。

 

米作りの部分は、最初はめっちゃやってたけど、ぶっちゃけ終盤飽きてきちゃったｗ

 

それでも、米作りってこうやるんだって言うのが知れて良かったし、米作らないとサクナ強くなんないしね ( ・`ω・´)ｷﾘｯ！

 

こうできたらいいのにな～っていうのが全部できるから、ストレスがほぼ無いのに、メンドクサイって思う所はちゃんとあって、バランスもよかった。

 

私はゲームをやる時に、メンドクサイな～とかいいながらプレイするのが好きなので、米作りメンドクサイって言いながらも品質考えてて、毎日ウンチ調合してw

 

これは私ハマってるな～、たぶん開発の人の思うつぼだなｗって思いながら米作ってた。

 

なんせ9999年も米作れますから。

 

今は、やり込み要素である、1階ずつ敵が沢山出てくるダンジョンに挑戦してて、

 

今80階位。

 

このダンジョンをクリアしたくて、でも出来なくて武技レベル上げつつ、米作ってるとこ。

 

不満点を考えるんだけど…。

 

無い。マジで無い。

 

こんなゲームは久々だ。

 

このゲームの感想を色々書いたけど「天穂のサクナヒメ」は、素晴らしいゲームの一言につきる。

 

 

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