注:ネタバレあります。
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団
~Coven and Labyrinth of Refrain~
記憶のロサテンプス クァットゥオル/Ⅳ
記憶が流れ込んでくる。
ヴェルニアが森でイサラを待つ。
来ない。
イサラは 逃げ出そうとした仲間をバーバーに売ってるってマリーが言ってた。
もしや ヴェルニアも売られた?
どこか遠くで火の手が上がっている。
樹間から垣間見える夜空が薄赤く照らされるのを ヴェルニアはぼんやりと眺めていた。
あっ 守衛に見つかった。
ヴェルニアは逃げ出した。
守衛長「逃がすな! 黒髪の女は殺してもかまわん! 追え! 追えーっ!!」
強い思いで封じられた 記憶の扉「疑念」が開いた。
イサラ ますます怪しくなってきたぞ。
記憶のロサテンプス クァットゥオル/Ⅳ
記憶が流れ込んでくる。
逃げ切ったヴェルニア。
ヴェルニア「イサラ…… この、裏切りものーーーーーーーーっ!」
うわっ。
ヴェルニアなら目の力もあるし 逃げれると思って あいつらを撒くために待ち合わせ場所をしゃべった?
ヴェルニアがイサラを殴る。
子供のころから手早いな。
イサラは ヘマをして 目がほとんど見えないらしい。
あの火 イサラがやったんかな。
イサラ「へへへ……無理しちゃったかな……。だから、あとは…… あとは、お前ひとりで行け!」
イサラ「お前は自由だ! ワタシたちは魔女だぞ! 自由なくして何が魔女だ! 籠の中の鳥が魔女だなんて笑わせる!」
ヴェルニア「行けるわけ……行くわけ、ないだろ……」
ヴェルニア泣いてる。
イサラ「行け! い……いや……ダメ……行かないでーー」
口を手で覆うイサラ その後ーー
イサラ「行け!! ヴェルニアァァァァー!!!」
守衛「居たぞーっ! こっちだ、捕まえろっ!!」
強い思いで封じられた 記憶の扉「冒険の終わり」が開いた。
壁の赤く光ってる所を調べると
イサラの本当の気持ち?
魔女ノ僕
ヤギと人間のコラボっぽいな。
こいつ弱くて助かる~。
うわっ
ここの階 ひっくり返るやん。
天井を歩く。
マップ上で青くなってる所は重力が反転して進んだ所。
記憶のロサテンプス クインクェ/Ⅴ
記憶が流れ込んでくる。
数日後ーーー
マリーは 学校やめたらしい。
なんで?
髪の長い生徒「ほら、あいつってバーバの孫じゃない? こないだバーバの屋敷が火事になったとき、火の中に飛び込んだんだよ。兄弟助けようとして」
マリーは バーバの孫やったんや。
結局 兄弟は死んで マリーも酷い火傷で 片眼がふさがってた?
魔女をやめて修道院に行くんだって。
片眼ふさがって 修道院?
おいおい。それマリエッタじゃね?
ヴェルニア「……イサラは?」
髪の長い生徒「……知らない。最近は誰も見てないみたい」
強い思いで封じられた記憶の扉「未熟な果実」が開いた。
あれ? ヴェルニアは ここから逃げたんじゃないのか。
記憶が流れ込んでくる。
強い思いで封じられた記憶の扉「凪」が開いた。
ここから向こう側にイサラと飛んだりしてたな。
ここにイサラがいてると思ったんかな。
記憶のロサテンプス セクス/Ⅵ
記憶が流れ込んでくる。
イサラの部屋。
イサラ「その足音……ヴェルニアか?」
目 包帯ぐるぐる巻きになってる。
イサラ「ごめんな……ワタシはお前を利用した」
ヴェルニア「そんなことはいい! なんで私に言わなかった! なぜひとりでやろうとした! 私だってやれたのに!」
イサラ「できないさ……。信頼に足る大切な”友”であっても…… いや、だからこそ、頼めないことだってある」
イサラは 貴族の嫁に出されるんだって。
あの気持ち悪いヘボ貴族?
ロンゲの童貞貴族?
イサラ「アハハ! 金で買われたとはいえ、ワタシが領主夫人様だぜ? これも一重にワタシの美貌の賜物だな!」
ヴェルニア「お前は……それでいいのか?」
イサラ「なあ、キスしてくれないか?」
強い思いで封じられた記憶の扉「沈んだ太陽」が開いた。
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