注:ネタバレあります。
討鬼伝2
討鬼伝2
鬼門を通って
10年前の横浜から戻ってきた。
みんな 返事をする。
うんうん。
みんな無事みたいやな。
よかった よかった。
紅月「……待ってください! 一人、足りません!」
うそん。誰ですか~?
博士「鬼門の中に取り残されたか、あるいは横浜から飛べなかったか…… あいつは十年前の世界から来た人間だ」
え?
もしや 私なの?
私 戻って来てないの?
博士「……自分の意志で残った可能性もある」
そうだ そうだ!
探してくれ~。
我を 探したもう~。
博士が 手段を考えてくれてる。
椿「博士……後ろに何か……」
あっ 博士の後ろに 鬼門が!
鬼門から 識が現れ 刀で博士の背中を刺し
博士を連れて 鬼門の中に入っていった。
おい!
私なにやってんじゃい!
博士がピンチの時に!
てーか 私どこにおるん。
識「やはり貴様らを真っ先に殺しておくべきだった……」
カラクリ使いは戻らなかったようだな。
時間流の彼方に投げ出されたかだと?
なんてこった。
博士のピンチの時に 時間旅行楽しんでんの? 私。
私のいない所で 博士と識 めっちゃ話してる。
識は 今からでも 過ちを正して最初から始めるって叫ぶ。
博士「だが……その過ちの中で必死に生きてきた者もいる」
うん。
みんな 結構えぐい過去乗り越えて 生きてる。
博士「知っているか、識 私の本当の名を」
ん?
博士 名前あるん。
博士「私の本当の名はクラネ 数万年前、鬼門に流された子供だ」
うぉぉぉぉぉ。まじか。
似てねぇぇぇぇ。
博士 母親にですなぁ。
識 自分の子供 刺したことになるじゃん。
識 寝たw
現実逃避かな?
博士は6歳の時に 数万年の時間を流れてここに来た。
一人で生きていくには 幼すぎ 周囲の人間の施しを受けて行き抜いた。
言葉すら分からない異郷の地で やがて父と母の顔も思いだせなくなった。
博士「だが 私は必死で生きた。それがかけがえのない 私の人生だったからだ」
識「……面影が……ある。その髪……そのホクロ……」
識 誰も面白いこと 言うてないよ?
なにが ツボ入ったねん。
識「全ては私を止めるための狂言……そうだな?」
受け入れるの無理か。
識「ここで死んでもらうぞ」
博士「馬鹿が一人戻ってくるのを……
あいつを連れて帰るまでは 死ぬわけにはいかない」
識「……ではここで死ね!!!!」
空に開いた鬼門から 雨傘ねこ 登場!
識の ボケェェェェェ!!!!!
識「……博士と言ったな。貴様は自分の生き方に後悔はないか?」
博士「後悔はない ただの一つも」
識 消滅。
博士―ーーー!
博士「よく帰ってきた。それでこそ私の助手だ」
識を倒しても 戦いは終わらない。鬼はこれからもやってくる。
モノノフたちは諦めずに戦うだろう。そして歴史は続いていく。
それこそが力だ。
博士「……だが私の戦いは終わった。ここからはお前一人で行くんだ」
え?
博士「無茶を言う……だが……残念だ。
もう少しだけ……お前たちと、生きていたかったよ……!」
うわぁぁぁ。
博士が光った。
なんや 分霊か。
平賀源内のミタマゲット!
博士「さあ……行け! お前は生きろ……生きて自分の道を行け」
やだぁ。
博士を置いていくのはやだぁぁぁぁ。
博士「風よ吹け。子供たちを運べ。草木の萌ゆるマホロバの地へ」
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